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セルフ浄化法

更新日:2021年02月05日 |スタッフダイアリー

こんにちは!セラピストのかのうです!

今週は日中随分と暖かくなる日もあるみたいですね!

この時期天気予報では三寒四温なんて言葉をよく耳にします。

シベリア高気圧からの寒気の影響らしいですが、寒い日が3日続いて後の4日が暖かくなる…

まだまだ乾燥も酷い時期にこの寒暖差は体調も崩れやすいですよね…

うがい、手洗い、マスクに加えて簡単に出来るアーユルヴェーダ的予防習慣を紹介していきたいと思います!

立春を迎えて、暦の上では春♪

以前も書かせていただきましたが、じわじわと花粉の影響を感じ始めている方もちらほらいらっしゃるのではないでしょうか…

かく言う私も以前は酷い花粉症に悩まされていまして…

アーユルヴェーダや東洋医学などに興味を持ち始める前はとにかくすぐに効く強い薬を!!と思ってました。

子供の頃から喘息や慢性鼻炎がありカパ気質だったのですが、大人になるにつれて乾燥しやすく、冷え性で、便秘がちと、ヴァータの乱れも強く出るようになりました…

そんな私が鼻水を止めたいから薬を飲もう!

と強い薬をバンバン飲むと、目はカピカピに乾燥して直ぐに目疲れから酷い肩こりの症状が…

鼻も乾燥し過ぎて息をしているだけでヒリヒリして頭まで痛くなってしまい、夜も口が乾いて喉がカラカラになってしまい眠れない!!!

日中は頭がボーっとして眠くなりなんたる悪循環!

それでもみんなそうだ、仕方ない。と何年もそんな事を続けていました。。

私の場合は趣味で始めたヨガがアーユルヴェーダの入り口だったのですが、これなら簡単に出来そうだからちょっとやってみようかな〜くらいの軽い気持ちで始めたのが、セルフケアの簡易的な『ナスヤ』でした。

【ナスヤ】とは経鼻法

パンチャカルマの中にもある鼻からのアプローチで、オイルや煙などを用いて行われるアーユルヴェーダの治療の一つなのですが、

※パンチャカルマについてはまた別の記事で

今回は私が実際に行っていた簡易的なセルフケアの方法をお伝えします!

1.まずは太白胡麻油を用意します!

※焙煎されていない白くて匂いのないセサミオイル

2.それをキュアリングしておきます!

※熱処理です!鍋で90℃くらいまで熱して火を止めると100℃を越えてくるのでそのまま粗熱を取ればOK!

3.使う時は湯煎などで人肌に温めたオイルを小さじ1程スプーンですくい、

少し上を向いた体制で鼻の片側を抑えて片方の鼻の穴に流し込みます。

そのまま優しく鼻から息を吸い込むと、喉の方へとオイルが落ちてくるのを感じられるかと思います。

※体質や体調により全て吸収されることもあります。

4.降りてきたオイルはそのままティッシュなどに吐き出して捨てて下さい!

これだけです!

口の中が油っぽくなるのが気になるかたはお湯でうがいをしましょう。

私はこれを続けることで過度な鼻の乾燥による痛みや、偏頭痛、目の疲れ、花粉症の症状もかなり改善されました!

今では花粉症の薬も使っていません。

完全に治った!無くなった!

ということではないのですが、

プラクリティ(生まれ持った性質)があるので、日頃のケアを怠ったり、疲れていたりするとやっぱり鼻がぐずぐずしやすかったりしますが、そこは自分の身体のサインなので上手く付き合っていくために、私はアーユルヴェーダに出会えてよかったな〜と実感しています☺︎

今日紹介した簡易ナスヤは簡単なので、みなさんも気軽に試してみて下さいね♪

そして感想や、体験談など是非お聞かせください!

※最後に少しだけ注意を

発熱時、泥酔時、食事の直前直後は避けて、清潔な道具を用いて、オイルは熱すぎない物を使用してくださいね☝️