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「きっかけ」って大事

更新日:2021年01月30日 |スタッフダイアリー

こんにちは。セラピストのずしです。

今日は、先日ご来店のお客様 S様(30代)について

「すごく仕事が忙しくて、ストレスが…

毒素が溜まってる気がして、デトックスしに来ました。」とのことでした。

カウンセリングで更にお話をうかがってみると…

「仕事の帰りにコンビニに寄って、ジャンクフードや菓子パンをたくさん買って、遅い時間に食べてしまうんです。習慣になってしまって…。体重も増えてしまい、いけないとは思っているのですが…。」

と罪悪感を感じているご様子でした。

ストレスが溜まると、甘い物やジャンクフード、刺激の強い物を食べたくなりますよね。それは、脳が疲れているサイン。

そこで、やはりS様には心と体のデトックス!

『排毒オイルを使ったアヴィヤンガ』と『シロダーラ』をご提案。

S様のお体は、

足裏がとても固く、脚全体むくんでいました。背中は張りが強く、私の手が跳ね返されるような固さでした。そして、無意識に力が入ってしまうようで肩が上がっていました。お腹も固くカチカチです。

久しぶりのマッサージのようで、なかなか身体が緩みませんでしたが、徐々に柔らかくなってきました。

「なんか、巡っている感じがします。やっぱり私には必要だわ。終わったら、次回予約していいですかー?」と身体の変化を感じられたようでした。

全身が終わり、次はシロダーラ。

温かいオイルを垂らし始めると、すぐにお休みになりました。

仕事のストレスで暴食してしまうS様。体は重だるく、浮腫みやすい。休みの日は、ずっーと寝ているとのこと。

水のエネルギー、カパが乱れているご様子でした。

身体が疲れている時は、消化力も弱まっています。消化には、かなりのエネルギーが必要になるからです。食べた物がきちんと消化されずに残ってしまうと、未消化物(アーマ=毒素)となり体に溜まっていきます。

そこで夜は、胃腸に優しく消化の良いスープをおすすめしました。 カパのエネルギーを整えてくれるスパイス(しょうが、ブラックペッパー、唐辛子など)を加えるといいですね。とお伝えしました。

温かいスープは、滋養を与え疲れた身体を癒やしてくれます。

目覚めが良くなり、だるさがなくなったり、胃腸の調子が良くなったり…と体感できるはず。

アーユルヴェーダ では、食べるものが体や心、そして魂をつくると考えられています。

「何を食べるべきか」だけでなく、「きちんと消化できているか」も大切。きちんと消化できなければ、どんな食事でも毒になってしまうからです。

S様は、「スープだったら出来そうかな。やってみます。食べすぎにも気をつけなきゃ。。」と、ご自身で分かってはいてもなかなか断ち切れない悪習慣に少しだけ向き合う気持ちになられたご様子でした。

誰でも「分かってはいるんだけど…」という事が1つや2つはあるのではないでしょうか?

パドマのトリートメントの時間が、ご自身の体や気持ちと向き合う「きっかけ」になれたら嬉しいなと思いました。

次回S様とお会いする時には、少しでも罪悪感から解放されて心も軽やかになっていると良いな…と願ってます。